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論文発表

Archive by Category

深海温泉を源とする微生物に分解されない有機物 ~深海熱水から溶存黒色炭素が供給されていることを発見~

北海道大学大学院地球環境科学研究院の山下洋平准教授と、同大学大学院環境科学院博士前期課程 (研究当時)の森雄太郎氏は、東京大学大気海洋研究所の小川浩史教授と共同で、東太平洋海膨における深海熱水域から熱成炭素である溶存黒色 [...][...]

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ウィルスはいつも悪党というわけではない!? (研究成果がカナダの一般向け科学雑誌に紹介されました)

ウィルスはいつも悪党というわけではない!? (研究成果がカナダの一般向け科学雑誌に紹介されました) 生元素動態分野で大学院・研究員だった山田洋輔さん(現、JAMSTEC)の研究成果が、カナダの一般向け科学雑誌(Hakai [...][...]

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大地震と津波によるウィルスー細菌系の擾乱

2011年3月11日に起きた大地震と津波は、三陸沿岸生態系に甚大なダメージを与えました。しかし、この震災が、沿岸生態系の物質循環の中で重要な役割を果たす、微生物やウィルスに及ぼした影響についてはまだ十分に明らかにされてい [...][...]

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深海に滞留する燃焼由来の溶存物質 ~太平洋深海における溶存黒色炭素の除去プロセスを発見~

北海道大学大学院地球環境科学研究院の山下洋平准教授と、同大学大学院環境科学院(研究当時)の中根基裕氏、森雄太郎氏、同大学低温科学研究所の西岡 純教授は、東京大学大気海洋研究所の小川浩史教授と共同で、太平洋に燃焼の副産物で [...][...]

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三陸の海はなぜ豊かなのか:生物生産維持機構の一端を解明

東北地方の三陸海域は、生物生産が高く、世界有数の漁場として知られています。本研究では、高い生物生産性が維持されている仕組みを探るために、植物プランクトンに着目しました。植物プランクトンは、食物連鎖の土台として重要です。そ [...][...]

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グローバルスケールの海洋循環(海洋コンベアベルト)の終着点に位置する北太平洋の栄養物質循環像を明らかにしました。

海洋コンベアベルトの終着点における栄養物質循環の解明 ~縁辺海が海を混ぜ、栄養分を湧き上がらせる~ 北海道大学低温科学研究所の西岡 純准教授と同大学院地球環境科学研究院の山下洋平准教授,東京大学大気海洋研究所の小畑 元教 [...][...]

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サケの骨に刻まれた大回遊の履歴

生元素動態分野の永田教授の研究成果がEcology Letters誌に公表されました。 この研究はCREST、東北マリンサイエンス拠点形成事業などの支援を受けて行われました。 詳しくはこちらをご覧ください。 関連リンク [...][...]

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「どのようにしてオホーツク海由来の鉄分が北太平洋の広範囲に運ばれているのか」、そのメカニズムを捉える事に成功しました

生元素動態分野の小川教授の研究成果がScientific Reports誌に公表されました。 「どのようにしてオホーツク海由来の鉄分が北太平洋の広範囲に運ばれているのか」 北海道大学大学院地球環境科学研究院の山下洋平准教 [...][...]

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論文発表:海洋の内部波によるサンゴ礁の冷却-白化緩和効果の可能性を指摘

東京大学大気海洋研究所のAlex Wyatt特任研究員(現、香港科技大学助教授)、James Leichter招聘教授(カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリップス海洋研究所教授)、永田俊教授らの研究グループは、太平洋の [...][...]

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論文発表:ワカメが記録した親潮の流入履歴―放射性炭素同位体比の新しい利用法の開発

三陸沿岸域は、親潮と黒潮が混じり合う複雑な海域です。この研究では、親潮と黒潮の溶存無機炭素の放射性炭素同位体比(Δ14C)が異なることから、沿岸域の一次生産者であるワカメのΔ14Cを測定することで、海流の流入状況を推定で [...][...]

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論文発表:同位体で解く世界最大の魚ジンベエザメの生態の謎

生元素動態分野のアレックス・ワイアット研究員らの論文がEcological Monographs誌に掲載されました。 この研究では、アミノ酸別の窒素同位体比や炭素14同位体比の分析技術を駆使して、謎の多いジンベエザメの生 [...][...]

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論文発表: 北極海でも窒素固定が ー 見逃されていた循環

生態系における生物生産は、しばしば窒素の供給によって制限されます。生態系が窒素不足に陥ると、窒素固定という特殊な生化学反応をする微生物が現れて、窒素不足を緩和する役割を果たします。窒素固定とは、分子状の窒素(N2)をアン [...][...]

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論文発表: 海洋炭素循環 ― 収入より支出が多い謎を解く

海の炭素循環を理解することは、人間活動で排出される二酸化炭素の行方や、今後の地球環境の変動を予測するうえでとても重要です。海洋炭素循環の研究の中では、これまで海洋の中深層に供給される炭素量と、そこで消費される炭素量の間に [...][...]

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論文発表:ワカメの養分はどこからくるのか

東北の三陸地方で広く養殖されているワカメは、海水中の養分を吸収して成長します。 ではその養分はどこからやってくるのでしょう。 養分を豊富に含んだ海洋深層水が湧き上がり、それが湾内に流れ込むのでしょうか?あるいは、河川水が [...][...]

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論文発表 Global analysis reveals how sharks travel the oceans to find food

A major international collaboration, including AORI researcher Dr. Alex Wyatt and authors from 20 other countr [...][...]

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論文発表: 透明細胞外ポリマー粒子の海洋深層における分布

透明細胞外ポリマー粒子(TEP)は、植物プランクトンや細菌から放出される4-100 µmほどの不定形の粒子で、アルシアンブルーという染色剤に染まる酸性多糖類です。海水中にたくさん存在しているTEPは、微生物の炭素源として [...][...]

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論文発表:地球温暖化によって激変する北極海の生態系:秋の強風が引き起こした従属栄養微生物生産の増大

地球温暖化の進行にともない、近年、北極海の氷が急激に減少していますが、このことは生態系や物質循環にどのような影響を及ぼすのでしょうか。ある研究によれば、氷が少なくなると、海水中に透過する光量が増大するため、植物プランクト [...][...]

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環境変化に対する海洋細菌の活発な応答

環境変化に対する海洋細菌の活発な応答 太陽の光が降り注ぐ海洋の表層では植物プランクトンによる有機物生産が、水温やその他の環境条件の季節的な変動に対応して大きく変化します。そのため従属栄養細菌の活性も、有機物量や水温の変化 [...][...]

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論文発表:細菌はゲル状粒子の凝集を促進する

潜水艇で海中にもぐり、暗い海の中に光をあてると、きらきらと輝く白い粒がたくさん降り注いでいるのが見えます。その様子が、まるで雪が降っているようであったため、これらの粒は、マリンスノーとよばれるようになりました。マリンスノ [...][...]

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論文発表:サブミクロン粒子にはプロリンがたくさん含まれていた

プロリンというのはタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のひとつなのですが、ほかのアミノ酸とくらべてちょっと変わった分子構造をしています。これまで、アミノ酸分析の方法上の問題から、海洋環境中の有機物や微生物にどのくらいの [...][...]

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