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学会発表:26th Goldschmidt Conference(横浜)でポスター発表

学会発表:26th Goldschmidt Conference(横浜)でポスター発表

By In 学会発表, 活動報告 On 2016-08-08


2016年6月26日~7月1日に横浜で開催された、26th Goldschmidt Conferenceで、アミノ酸窒素同位体組成を用いた海洋溶存有機窒素の動態研究について、ポスター発表を行いました。

Goldschmidt Conferenceは、地球化学分野の最も大規模な国際学会で、日本で開催されるのは今回で2回目です。発表したのは、化合物レベル有機分子同位体分析と放射性炭素同位体分析に注目したセッション(13c)です。

ポスターでは、北太平洋亜熱帯環流域で採取された溶存有機窒素について、高速液体クロマトグラフィーによる分取精製法を用いて、高精度な化合物レベルアミノ酸窒素同位体組成の分析に初めて成功したデータを発表しました。アミノ酸窒素同位体組成の値やパターンから、こうした貧栄養海域の溶存有機窒素は、従属栄養バクテリアが主な起源であること、さらに硝酸塩が主な窒素源であることを見出しました。

特任研究員 山口

発表されたポスター:

Heterotrophic Sources for Dissolved Organic Nitrogen in the Oligotrophic Ocean Indicated by Nitrogen Isotopic Analysis of Individual Amino Acids

Yamaguchi YT & McCarthy MD