活動報告:招へい研究者:J. Leichter教授によるセミナーが行われました。
平成28年3月に応募した「日本学術振興会 外国人研究者招へい事業」に採択され、10月から12月の2か月間、カリフォルニア大学サンディエゴ校、スクリップス海洋研究所所属のJames LEICHTER教授を招へいしています。招へい期間中の研究のテーマは「沿岸生態系の環境動態に関する日米共同研究の推進」です。
12月6日には、LEICHTER教授によるセミナー、”Collaborative Research: Climate Change, Mesoscale Oceanography, and the Dynamics of Eastern Pacific Coral Reefs”を開催し、教授、研究員、学生が参加しました。
この研究の目的は、現代における熱帯太平洋東部(ETP)のメソスケールでの海洋環境変動が、ローカルなサンゴ群集の状態にどのように影響するかを理解することであり、実験の方法や様々な仮説について、それぞれの専門や知見に基づいた積極的な意見交換が行われました。
同日の夕方、LEICHTER教授を歓迎する小宴が行われ、午前中のセミナーについて、議論をより深めることができました。カジュアルなムードの中、学術的な話だけでなく、多岐にわたるテーマについて話をすることができ、和やかな会となりました。
当分野では、研究者のネットワーク形成を重視し、様々な形での交流を行っています。