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研究所内共同利用設備の一つである総合クリーン実験施設に属する生物地球化学実験室(4階467号室)では、さまざまな分析機器が設置されており、そのうちの多くは所内外の研究者の共同利用に供されています。

生物地球化学実験室は、主として水媒体の試料の分析を行うための装置が設置されている 467A 室、主としてガス態の試料や乾燥状態の固体試料の分析のための機器が設置されている 467B 室、および特に汚染に対して敏感な海水試料を扱うためのクリーンルームである 467C 室 の3室から構成されています。管理室は同じフロアの 472 号室(化学系教職員室)です。


共同利用申請の仕方

【大気海洋研究所内の方】

共同利用設備をお使いになるためには、あらかじめ陸上研究推進室にユーザー登録をして頂く必要があります。
登録の申請方法については 陸上研究推進室(所内限定)にお問い合わせください。
また、毎年5月頃にユーザー説明会を実施していますので、御都合の付く方はご参加ください。

【所外の方】

共同利用設備をご利用になるためには、大気海洋研究所の外来研究員、学際連携研究員、もしくは公募外共同利用研究員になって頂く必要があります。
この際、大海研所属の教員1名を受入対応者として指定してください。
実際に来所される際には、原則として受入対応者の研究室に滞在していただくことになります。


これまでに大海研の教員との共同研究の実績がある方は、その共同研究者にあたる教員に受入対応者になってもらうことをお薦めします。
共同研究の実績がなく、初めて共同利用申請をされる方は、ご専門に最も近い研究分野の教員にひとまずお問い合わせください。
外来研究員と学際連携研究員の申請は毎年11月に次年度分を受け付けます。詳細は研究所ウェブサイトの 共同利用の案内 をご参照ください。
公募外での共同利用申請は随時受け付けていますが、公募で採択されている外来研究員・学際連携研究員による利用が優先されます。
公募外利用申請の仕方については、受入対応者にお問い合わせください。
共同利用のために宿泊の必要がある場合は 柏ゲストハウス を利用することができます。共同利用研究が目的の場合は、滞在予定期間の6ヶ月前から予約が可能です。ご希望の方は受入対応者を通して予約してください。


現在、生物地球化学実験室に設置されている装置・機器類は以下のとおりです。
利用される時には、必ず事前に電話かメールで御連絡ください。管理担当者は、栄養塩自動分析装置関係は小川(内線66091)、同位体分析関係は宮島(68166)、それ以外は早乙女(68226)です。


利用できる研究機器

栄養塩ほか一般分析装置
栄養塩自動分析装置 AACS-II ── 一般分析用(主にケイ素)
栄養塩自動分析装置 AACS-III ── 高精度分析用
栄養塩自動分析装置 QuAAtro ── 一般分析用
栄養塩自動分析装置 SWAAT ── 航海専用
▶ オートアナライザー操作法のページへ(所内のみ)
クロロフィル用蛍光光度計 Turner Design 10AU
分光光度計 Shimadzu UV-1800
分光蛍光光度計 JASCO FP-8500
CHN コーダー FLASH 2000
超純水製造器 Milli-Q
簡易クリーンブース(2セット)
冷蔵庫・フリーザー・毒劇物保管庫ほか
同位体分析関連装置
安定同位体比質量分析計 FLASH 2000/FLASH EA/ConFlo IV/DELTA V
安定同位体比質量分析計 FLASH HT/GC IsoLink/ConFlo IV/DELTA V
▶ 同位体比質量分析計専用ページへ(所内のみ)
CRDS 式水同位体比アナライザー
同位体試料分取用PDA検出器付き高速液体クロマトグラフ
分析天秤・精密天秤
リアクター等作成用ドラフトチャンバー
加圧型液体窒素タンク(PTVインジェクター用)
超低温フリーザー(脂質試料用)・通常のフリーザー・冷蔵庫
蒸留水製造器・超音波洗浄機・器具乾燥機・デシケーター
試料処理用ホットプレート・マッフル炉
細胞・粒子分析装置
フローサイトメーター BD FASCVerse
フローサイトメーター BD FASCCalibur
セルソーター SONY SH800(微生物分野所管)
比表面積・細孔分布測定装置 BELSORP mini II

※ 一部の装置・備品は特定プロジェクトの管理下にあり、原則として各プロジェクトの関係者の利用が優先となりますのでご注意ください。また装置は予告なく別室に移動することもあります。